ミラフィオーレへの想い

今週、4/9(土)はベラティーナ名物のワイン会
Amici della Bellatina(ベラティーナ友の会)が
開催されまーす♪
今回のテーマはBIO
定義の定かではない自然派という言葉は
ベラティーナでは使用していません
ここは少しこだわっています

で、ミラフィオーレのお話です(笑)
ミラフィオーレというブランドは
フォタナフレッダというピエモンテでもとても大きなワイナリーのトップクリュ(単一畑)のあてられる
シリーズ、ブランド名です

フォンタナフレッダの創業は1878年。150年の歴史を誇るワイナリーです

今回はフォンタナフレッダ社の歴史。。。ではなく
ミラフィオーレというシリーズのこだわりをお話ししたいと思います


◆畑
ミラフィオーレーはピエモンテの伝統を表現した特別なワインシリーズです
そのスタイルを表現するために、土壌のタイプ、ミクロクリマ(微気候)、畑の向きなど
全ての条件を満たしている畑は創業時からある伝統ある畑です
樹齢や株密度も創業当時と同じ基準としました
樹齢:20~45年
株密度:3000~4000株/ヘクタール
その条件の中で、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットのピエモンテを代表する3種のブドウのみが栽培されています



【ビオ・ナチュラル】
ミラフォーレシリーズが生まれる畑では肥料、除草剤などにも細かい規制を設けています
除草剤:2009年以降、科学的除草剤の使用を中止。

肥 料:2001年以降、科学的な肥料の使用を中止。100%オーガニックな肥料を使用
【二酸化硫黄】
EUの規定値が150mg/Lに対して現在はその半分の75mg/L
最終的には50mg以下を目指しているということです☆

【酵母】
2009年以降、ミラフィオーレの畑に生息する酵母を選び、育てた酵母を使用
100%ミラフィオーレの畑で生まれたワインを表現することに繋がりました


◆伝統的な醸造方法
ピエモンテの伝統的な熟成である大樽熟成にこだわったのもミラフィオーレシリーズです
主に20~30HLの中樽、またはそれ以上の大樽(140HLくらいまで)にて熟成
バリックを使用しない!というこだわりです!
これって、すごく素敵なことだと思うんですよね~
ブドウの個性を大切にできる、ピエモンテらしいワインに仕上がります
これを行うことで本物のクラッシックなピエモンテワインの重要さを市場に示した!といわれています
そして、高級なワインたちですから、大切に時間をかけます。。。。。



王のセラーといわれる創業時から使われているセラーでリリースされるまでの長い時間を過ごすのです

ワインは、は~おいしい~!と楽しむもの☆
それは、それで、もちろん、よいのです!楽しい時間のお供ですから!
でも、少しだけワインの造られる背景を知ると、一層楽しくなります
自然と人々の英知、情熱があってはじめて生まれる飲み物、それがワインです!
世界中の人々に愛される飲み物であることもうなずけますね